愛ちゃんの農ある暮らし6ー畑と私2
スタッフの 愛ちゃんのブログ。長野県松本市に移住することになり、そこでの移住生活を紹介します。
考えてみると、完全に引っ越してから、まだ1ヶ月半とかでした!ビックリです。
光より速く走ってるかのような感覚です。光ってどれくらい早いのかな??笑
前回の記事を書いたあと、山ちゃんに何か他に書いて欲しいこととかある?と聞いてみたら、観察が大事っていってたけれど、もっと具体的に教えてください!と言われまして。
それは言わないでもわかってよ!どうしてわかってくれないの!?・・・とか言って、恋人に嫌がられたなんて経験ありません?いやぁ、ちゃんと言ってよ!人の考えてることなんて言わなきゃわからないじゃん!って。そういうやつですよね、って。え?笑。
いや、なので、こらこら山ちゃん、感覚的だから説明しづらいって書いたのに、そこ聞く?と思いつつ、「感覚的なので」で説明から逃げている事もあったりしますよね。考える機会をいただいたと思って考えてみました。
様々な「へぇ」
さて、具体的にって言われるとなんだろうな。例えば、このサボイキャベツ。同じ時期に植えましたが、成長具合が違います。簡単に言えば、こういうのをみて「へぇ」と思うのです。
あとは、
最近畑ではカエルが減って、バッタが増えてきました。「へぇ」
トマトの下にピーナツを植えていたのを忘れて、雑草と一緒に刈ってしまった。「へぇ」
キャベツの間に、ニンニクを植えて、ニンニクだけは6月までこの畝ってことか。。。「へぇ」
大根は2列ダメって言われたけど、やってみた。土寄せがすごいめんどくさくなるんだ!「へえ」
様々な要因があるにしても、固定種は横並び一線で育つって事ないんだなぁとか、
季節で虫も違うねとか、
忘れて刈っちゃうから来年はトマトの下にピーナツやめようとか、
コンパニオンプランツは収穫時期も考えていかないとねとか、
大根と大根の間に土寄せとか、時間かかって仕方ない!やっぱ1列がいいわぁとか。
本当に簡単な事です。
そういうことって、「大根のタネは第一関節の深さに何センチ間隔!」とかいうメモするようなことではなく、その時思った事ですよね。そういうのを意識していると、畑の見え方も違って来るかもしれません。雑草の種類なんかも観察すると面白いものです。
種とりをしてみると一層気づくことが増える
コトモファームでは、苗もタネも配られますが、それをもらって植え方を教わるだけでもいいのですが、自分で種をとるとまた一層気がつく事が増えます。人参のタネはゲジゲジしてるんだ。なんでだろ?とか、疑問がわけば色々探ることになります。
競うタイプの野菜とか、触れ合って育つタイプの野菜とか、そう言うのを意識していると、だんだん何センチ間隔、どのくらいの深さ、と言うことが気にならなくなって、こう言うタネは、深植え、浅植え、光が好き、水が欲しい、間隔ほしい、すじまきが良さそうだな、とかがなんとな〜くわかり始めてきます。
そこまで来たら、移住が近づいてきます(笑)冗談ですよ!
美味しい料理がモチベーションに
あとはですね、観察とは少し違いますが、私が畑でいちばん想像力を働かせるのは、自分の畑がどういう料理になっていくかと言うことです。コトモファームでも一緒に畑をしていて、今も手伝ってくれている友人が、野菜を中心とした料理が得意で、彼女の料理はまさにモチベーションでもあります。提案された知らなかった野菜も、どんどん作ります。だって美味しい料理になるんですもの。その話は、またの機会にしたいと思いますが、畑の中で、いつもどういうご飯ができるかなぁってことは、私にとっては畑でいちばん意識されていることかも知れませんね(笑)
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