愛ちゃんの農ある暮らし12ー身近な発酵文化
スタッフの 愛ちゃんのブログ。長野県松本市に移住することになり、そこでの移住生活を紹介します。
人が一人軽く入るような漬物用の樽
雪の降る街に住むと、なるほどと思うことの一つに、保存食があります。
8月から引っ越して来た私は、まだ1年を通した松本を見れていないのでまだ掴み切れませんが、11月ごろにホームセンターに並んだのは、人が一人軽く入るような漬物用の樽です。何人家族用なんだよって思ってましたが、冬の野菜のない時期というよりは、4月ごろまでを見越した量を作れるものだったんだろうなと今は思います。
毎年毎年あのでかい樽が売れるからホームセンターに並ぶんでしょうね。いやぁ、雪国。私はこの冬に作る事ができなかったので、今度はたくあんや、産地である野沢菜を漬物にしたいと思います。今は隣のおばちゃんにもらったりしてます(笑)
味噌を仕込みました
さて、冬で畑できないうちに、今年も味噌を仕込みました。冬の仕事のうちの一つです。これでもう4回目でしょうか。慣れたものですが、大変(笑)味噌って、大豆と米麹と塩だけでできているけれど、本当にこれ最初に作った人すごい。
私が味噌を作り始めたのは、友達が「おばあちゃんが5年とか前に作った味噌」といって少し分けてくれたものを食べた時の衝撃がきっかけです。食べたことない味でした。もう発酵が進んで最初の味とは全く違うものになっていたと思いますが、本当に美味しかったのです。
そこから、じゃあ味噌自分で作ってみよう。という事になって、今まで続いています。いつも1年で使ってしまうので、自分の味噌が5年後とかにどういう味になるかは分かりませんが、自分で作る味噌は本当に美味しいです。たまに誰かにおすそ分けしますが、貴重なものだとわかってくれる人にしかあげません(笑)あの時分けてくれたおばあちゃんのお味噌もとても貴重なものだっただろうなぁ。
クッキーやロールケーキ作りも!
あとは、雪だるま作ったり、パウダースノーで作るの超大変でした!それと、クッキー作ったり、ロールケーキ作ったりしています。
おやつ作りをしていて思うのは、これ、本当すごい科学!ってことです。バターをふんわり混ぜるとか、砂糖をちょっとずつ入れるとか、常温の卵の大事さとか、卵をいかに混ぜるかでスポンジの雰囲気が変わるとか、一体こんなこと調べ上げたのは誰なんだ!!!と叫びたくなります(笑)
そういえば、初めてパンを作った時、イーストをぬるま湯ではなく、熱いお湯でとかして使って、イースト菌を殺してしまって、生地が発酵しないという失敗をしたことがあります。そういう馬鹿な失敗も、なぜそこにサラッとぬるま湯と書かれているかを知って、菌について考えるきっかけとなっていきました。なんて大袈裟な(笑)まぁなんでしょうね?そういうちょっとした事をスケール大きく考えてやると、なんだか楽しいですよね?笑。
ものを作る人が集まると新しいものに挑戦できる
やりたいと思った事をやれることってなんて素敵なんだ!とか思いながら、冬はパティシエになる!とか言って、パン屋さんと一緒にロールケーキ作ってみたり。面白いですよ、ものを作る人が集まると、みんなの知識や経験を持ち寄って、何を作って食べたり売ったりしようかって考えたりしながら、新しいものに挑戦できたりします。協力してくれる人達に本当に感謝しています。
今畑は、ようやく雪が溶けました。でもまだ何度か降るんだろうなぁ。それに畑は凍ってます。だけど、温床を作りました。3月はじめにはホカホカになっている予定です。苗を作って、夏の準備と、3月からは、直播できるものをトンネルはってでも直播きしていこうと思います!
移住について気軽にお話しする会
そういえば、移住に興味がある方がこれを読んでくれていますよとヤマちゃんから報告を受けました。大丈夫かなぁ。。。それなりにあけすけに書いてはいますが、プライベート過ぎることは身が削れてしまうので書かないけれど、重要だったりしますよね?
実際お会いしてこれ以上(笑)ラフにお話しできる企画でもあれば楽しいかもしれませんね!ヤマちゃん、マニアック過ぎるけれど必要なら企画してね!報酬は野菜がいいな!笑。ただの野菜のおねだりな気がしますが気にしません!
(編集山田:コトモのお客様で移住に興味ある方がいらっしゃれば、「お話し会」を企画いたしますのでお気軽にお声がけください!)
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