コトモファームのイベント紹介ー雑草の勉強会
こんにちは。スタッフの山田です。
「コトモファームは畑で野菜育てるだけなの?何かイベントとかないの?」
という疑問を持たれるかもしれません。
今日はそんなコトモファームのイベントを紹介。
お餅つきや、焼き芋、バーベキューなども行っていますが、
今回紹介するのは、中でも珍しい
「雑草の勉強会」
!!! 固い !!!
なんて固そうなイベントなんだ!真面目でとっつきづらい!
と思われたかもしれません。
ちょっと待ってください。
実はこの勉強会、畑の見え方が変わって、とても楽しいイベントなんです。
日大の先生による畑での講座
日本大学生物資源学科で雑草などを研究されている小島仁志(コジマヒトシ)先生に畑へ来ていただき、雑草のお話ししていただきます。
(昨年の様子 パネルを使って説明)
「雑草」というと、身近にはいるけど、普段そんなに意識しない存在。
畑をやる人にとっては、憎き存在だと思われている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、雑草と一言に言っても、
一つ一つに名前があり、それぞれが持っている特性、実用性なども違います。
そういった雑草一つ一つの説明や、見分け方をお話ししてくださり、
知る前と、知った後とでは畑の見え方が変わりました!!
(雑草は畑、家庭菜園をする上でも実はとても役立つ存在です。
雑草の役立て方についての記事はこちら)
そんな楽しいイベントだったので、今年も開かれることになり、
たくさんの方に参加して頂きました。
(今年の様子。お客さんの顔はボカしてあります)
(先生が見えなくなるくらいたくさんの方にお集まりいただきました。)
土壌診断
今年のイベントでは講座が終わった後に、二手に分かれて講座を行いました。
ひとつは畑の会員様でご希望の方に自分の体験区画の土壌を診断してもらいました。
こちらでは、土の硬度や土に含まれる成分などを調べていただきました。
雑草を使ったハーバリウム作り もう一方では、手作りワークショップも行っていただきました。
その名も ハーバリウム! 英語で書くとHerbariam!
もともとは「植物標本集」みたいな意味らしいのですが、
今は瓶の中に花を入れ、オイルで浸すことでオシャレなインテリア品になるという寸法です!
どんなものかと言うと、
瓶の中に花を入れていきます。
(素敵なビンも用意頂きました)
花を入れた瓶の中に専用のオイルを入れます。
(ハーバリウムオイル)
オイルを入れて蓋を閉めて完成です。
お子さまと一緒にも楽しむことができました!
雑草という名の草はない
改めて見てみると、雑草って可愛い花を咲かせるんですよね。
しかもそれぞれ違う形、違った色をしています。
雑草とひとくくりで見ずに、それぞれについて違いを知ることで、
今とは違った目線で畑を見ることができるようになりました。
とても有意義なイベント「雑草の勉強会」でした!
(オオイヌノフグリ 名前の由来は・・・)
(ナズナ ぺんぺんして遊ぶこともできる)
(ホトケノザ 花が細長いのは、一番奥に蜜を隠し、
花粉を運んでくれるハチにだけ届くように工夫している。頭いい!)
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