モロヘイヤの種採り
みんな大好き、モロヘイヤ!!?
今日はそんなモロヘイヤの種採りについて紹介します。
と言っても、モロヘイヤの種採りはそんなに難しいものではございません。
1、夏:モロヘイヤを育てる
2、秋:花がついても片付けずに置いておくと種ができる
3、秋〜冬:さらに置いておくと種が茶色く乾燥してくるので、その辺りで種を採る
種が乾燥してきて、まだ房が弾けていない段階
もう言ってしまえば、これだけです。
注意する点は、2点あり、
・種を採るためにモロヘイヤの樹を残しておくと、畑のその場所を占有してしまうので(冬野菜が植えられない!)、場所に気をつける。
・種を置きっぱなしにしていると房が弾けて(割れて)種が採れなくなるのでタイミングに気をつける。
と言うことがありますので、そろそろ茶色く乾燥したなーって頃に種を採っておいて下さい。
(房が緑色の段階で採っておいてから乾燥させる方もいるようで、来年覚えていたら種を採るタイミングが発芽率に影響あるのかとか比べてみたい・・・)
あとは種がとても小さいので、保存しておく時に、ネットのように網目になっていると種が落ちることがありますのでご注意ください。
ホッチキスは種がどのくらい小さいかの比較対象用
私はひとまずビニール袋に入れましたが、風通しを良くするのに紙袋とかの方が良さそう・・・
・・・と、種採りの話は以上です。
「あれ、大したことないな」と思われたかも知れません。
種を採ること自体は難しいことではないと知ってもらえたら嬉しいです。
種を採ること自体は難しくないのですが、種の話は最先端のバイオテクノロジーとかも絡んでいるようで、中々混み合っていて理解しづらいです。
種採りの点だけで話を単純化すると、
・いわゆる固定種とか在来種とか言われている種は種採りできます。
・F1種と呼ばれる種は種採りできない時があります。(雄性不稔の形質を持つ種)
・F1種と呼ばれる種は種採りできても親と同じ形質の野菜はほぼ出来ません。
と言うとこでしょうか。
ただ、固定種の野菜を育てていても、その種は親と全く同じ形質を持つかというと、持たない時もあります。
(近くに同じ科の野菜がいて交雑した場合。カブから種を採ったと思っていたら、近くに同じアブラナ科の小松菜と交雑していて、カブと小松菜の性質を持った新たな品種の種(カボツ菜?笑)ができる。)
こういった種の話は以下の記事にまとめてみましたので、ご参考いただければ幸いです!
あと、最後に「えと菜園コトモファーム」の紹介。
体験農園コトモファームでは年間20種ほどの野菜の種や苗を準備しますが、それらの野菜すべて固定種を用意しています。
つまりは、体験農園の中で野菜を育てるだけではなく、種採りも楽しむ事もできます!
実際会員様の中では種採りを楽しまれている方も多くいらっしゃいます。
種採りにハマった方のインタビュー→目指すのは自給自足、半農半工の暮らし方。
自分で採った種が次の年また芽を出し、花を咲かせ実をつけるのを見るのはとても感動的ですよ!
しかもそこで育った野菜の種はその土地に適しているので、次の年もまたよく育つ可能性が高いです。
ぜひ種採り、自家採種にご興味あれば、当園へ見学にお越しください!(見学は無料です!)
それでは!
関連記事
固定種やF1種について気になる方は
えと菜園コトモファームがどんなサービスか気になる方は
種採りにハマってしまった方のお話はこちら
Comments