食への疑問から菜園へ。いつしかリラックスできる場所に。


山崎さん 30代 藤沢市在住 和癒サロン 巡楽 主催

―震災を機に食へ興味が芽生えた

 最初は3.11です。親戚がほとんど福島に住んでいて。放射能云々で話題になった時に、なにか福島にできないかという思いが最初に芽生えました。私一人で動いても何にもならないよなって思いもあったのですが、食によって強い体を作れば、恐怖心なんかが落ち着くのかな、自然栽培の強い野菜を食べることによって心と体が整うんじゃないかなと思っていました。その時は畑をやろうとはまだ思ってなくて、マクロビオティックや、料理教室なんかに行ってみたのですが、私はやっぱり料理がちょっと苦手なことに気が付いて(笑)

―色々なことが重なり「これはやるしかない」という流れを感じた

 そうするうちに、素材の方に目がいくようになりました。端から端まで食材を使いますし、地産地消を意識したりもします。でも地産地消で体にいい有機野菜を買おうとすると高いじゃないですか。なんでこんなに高いんだろう、そんなに育てるの大変なのかな、味も違う感じがするし。普通に売っている野菜と何が違うのだろうと思って、じゃあ畑やってみようかな?と。

 その時ちょうど奇跡のリンゴの映画をやっていて、自然栽培すごいなと思い今度はその本を探しに本屋に行きました。そしたらもっとマニアックな種採りや自然栽培の本を見つけて、それにも後押しをされた形で、種の事とか自然栽培が気になり始めて、「これは畑やれってことかな?」と思いました。

 体力の事も何も自信がなかったのですが。仕事もあるし。でもネットで検索したら、家から近いところにコトモファームがあって、この流れはやるしかない!と。それで始めました。

―「いただきます」という気持ちが変わった

 一番考えが変わったのは、畑をやっていると土の中の環境を壊していることに気がついたことですね。ちょっとカルチャーショックで。耕すときに、土の中の虫やアリの巣を壊すじゃないですか。「いただきます」という言葉は、食べ物を作ってくれた農家さんや、売ってくれる人達、太陽の恵みだとかに対して「いただきます」なんだよって子供の頃から教えられてきたけれど、こういう土の中の命も全部頂いているんだなってところが私の中ではビビッときて

雑草を刈って敷いたりもしますけど、雑草の命もいただいているんだなとか。命を頂くということの意味を「体感」によって知ることができたのはよかったですね。「いただきます」というときの気持ちも変わったと思います。

 あとは、野菜の味の濃さもびっくりしますね。特に人参。人参は本当に衝撃的でした。小松菜も、ハーブ類も本当に味の濃さがすごくて。パクチーは特に嫌がられるくらい(笑)

 ご飯作るときも野菜が美味しいから、簡単な料理で本当においしくて。

―畑は四季を感じる場、リラックスできる時間、食べる楽しみ

 自然と触れ合うって、意識しないとできない環境にあるとおもうので、畑に出ることは自然と触れ合う時間を作ってくれていますね。四季で様々なことが異なることなどを毎回体感で学ばせてくれる環境でもあるし、自分をリラックスさせてくれる時間でもある。もちろん食べる楽しみもあります!種から見守っていますから。

―女性の力でもなんとか大丈夫

 体力に自信がなくてもなんとかできると思います。夏も、まぁ何とか。最初の耕すときぐらいじゃないですかね大変なのは。あと、畑仕事で体も丈夫になった気がしますね。

 自分で作るとその野菜を端から端まで全部食べてやろう!(笑)ってなりますし、丁寧に扱うようになりますよね。苦手な料理が(笑)楽しくなってきましたね。

―収穫だけではもったいない。種とりから育っていく過程を見る

 畑に来るペースは、冬場だと、忙しいときとかは月1回とかしか来てないですね。2週に一度は来ようと思っていますが。夏場だって最低週に1回。だから、そんなに難しいことはないかなと思います。今は4年目になって、種を採ったりして、いのちをつないでいくと思うと感動しますよね。

耕して、タネを蒔いて。育っていく過程を見るところと、収穫して食べる時、全てが楽しいですね。収穫だけではもったいないですね。友達を連れてきたら、とにかく耕してみて!って、耕してもらっています(笑)

和癒サロン 巡楽 http://www.junraku.com/

<関連記事>

コトモファームってどんなサービス?

週1時間で20種類の野菜づくりを楽しむ農園@湘南藤沢

#30代 #自然栽培 #無肥料栽培 #自家採種 #コトモファーム #貸し農園 #体験農園 #藤沢市 #固定種 #種取り

​最新記事
​月別
​タグ
まだタグはありません。

記事、noteへ移行しました!→https://note.mu/cotomofarm

あなたにあった農との関わり方を考えてみませんか?